成人矯正治療ならきぬた歯科

歯の矯正治療は子供ばかりを対象とした治療ではありません。
成長発育が止まっている成人の場合は、顎の大きさが完成しているため、それをベ−スに治療を行います。
そのため、顎の大きさに対して歯が並びきらずデコボコしている場合や、歯列が出ている場合などには、歯を抜いてそのスペースを埋めるように並び替えたり、前歯を後ろに下げたりします。

治療期間が2期に分かれないため、子どもに比べると短期間で治療が終わります。
また、成人の場合はどうしても治したいという気持ちが強く、自分の意思で治療を始める人が多いので、治療がスムーズに行われやすいです。
治療期間は平均で2年程です。

ただし成人矯正と子供の矯正では，多くの点で治療方法がちがってきます。
その一番大きな点は，成人では奥歯２本（第一大臼歯・第二大臼歯）の咬み合わせが完全に完成しているため、この２本の歯を横に広げる事はもちろんのこと，前後に移動させることも極力してはいけません。

もし成人矯正(30歳以上）で大臼歯の移動をおこなうと，かなりの高い確率で将来歯周病でなやまされます。
また矯正のために歯を抜くことも極力さけたいものです。
そのため成人矯正（30歳以上）においては，少臼歯より前方の歯を利用することで，歯並びをなおしていきます。
歯の咬み合わせの悪さが肩こりや、歯周病、発音の不明瞭さの原因になる場合もあります。美しい笑顔と健康な生活のために矯正治療を受けてみませんか？
口元のバランス、歯並びでお悩みの方、気になるところがある方は当医院までご連絡下さい。